キャンプの片付けが変わる!2ルームテント撤収のコツとは?

キャンプの片付けが変わる!2ルームテント撤収のコツとは?

カーキャンプで人気の2ルームテントは、設営も楽しみの一つですが、撤収には少し手間がかかることもあります。特に帰り際は疲れが溜まっていたり、天候が悪かったりすると、撤収作業が負担に感じられることも。そこで今回は、2ルームテントをスムーズに撤収するための具体的なコツをいくつかご紹介します。

撤収前にテント内を整理整頓する

撤収の基本は、まずテント内をしっかり片付けることです。荷物が散らかっている状態では効率的に作業を進めることができません。

実践例:

  • 使用した小物や食器類は専用のケースやボックスに入れる。特に食器は水洗いを終えて乾燥させた後、キャンプ用の収納バッグにまとめると次回もスムーズに使用できます。
  • マットや寝袋は湿気を飛ばしてから巻き直します。湿ったまま収納するとカビの原因になるので、しっかり乾燥させましょう。

天候に合わせた撤収準備をする

雨が降りそうな場合やすでに濡れている場合は、撤収時に特別な注意が必要です。テントが濡れていると撤収が大変になるだけでなく、次回使うときに異臭が発生する可能性があります。

実践例:

  • 濡れたテントの処理:タオルやマイクロファイバークロスを使って表面の水滴を拭き取ります。キャンプ専用の吸水クロスは速乾性があり便利です。
  • 仮収納を活用する:完全に乾燥させる時間がない場合は、タープと一緒に広げられるスペースを作り、帰宅後に改めて干す準備をしておきます。

ポールやペグの順序に気をつける

2ルームテントは大きく、ポールやペグの数も多いですが、順序立てて撤収することで効率が大幅にアップします。

実践例:

  1. テントのロープを緩める:張り綱を先に緩めておくことで、テンションがかかった状態を解消し、安全にポールを取り外すことができます。
  2. ポールを外す順番:大きなポールから順に外していくと、全体が崩れるリスクを減らせます。
  3. ペグを抜く際のコツ:ペグ抜き用のツールを使うと、力をかけずに簡単に抜けます。固い地面に刺さっている場合でも、ペグ抜き工具があればストレスが軽減されます。

テントを丁寧に畳む

撤収作業で意外と重要なのが、テントをどのように畳むかです。特に2ルームテントはサイズが大きいので、適当に畳んでしまうと収納袋に入らないことも。

実践例:

  • 畳む前に砂や汚れを払う:ブラシやハンディ掃除機を使って、地面の汚れや砂をしっかり落とします。
  • シワを最小限に抑える方法:最初に大きく広げて折り畳むことで、細かいシワが入りにくくなります。ポールやペグを外した後に、説明書に記載された順序で折ると確実です。
  • 収納袋の活用法:純正の収納袋が小さい場合、少し大きめの防水バッグにまとめて入れるのもおすすめです。これなら簡単に片付けられます。

周囲の掃除とチェックを忘れずに

撤収が終わった後、周囲を綺麗にしておくことはキャンプマナーの基本です。また、必要なものを置き忘れないように最後のチェックも重要です。

実践例:

  • ゴミの回収:分別用のゴミ袋をあらかじめ準備しておくと楽に片付けができます。
  • チェックリストを活用:撤収時に使用する持ち物リストを用意しておくと、忘れ物がなくなります。特にペグやハンマーは地面に置き忘れやすいので注意しましょう。

まとめ

2ルームテントの撤収は、事前の整理整頓や天候に応じた準備が重要です。また、ポールやペグを正しい順序で外し、丁寧に畳むことで効率的に片付けができます。最後に周囲の清掃と忘れ物チェックを怠らないことで、気持ちよく次のキャンプを迎えられるでしょう。撤収もキャンプの楽しみの一部と考え、工夫を凝らしてみてください。

Related Post